
韓国の美容整形:海外から受診する方が知っておくべきこと
韓国の美容整形(形成外科)は、顔と体の美容手術と再建手術を扱います。どの手術にも麻酔、リスク、回復期間が伴うため、手術日ではなく回復を中心に旅行を計画してください。誰が執刀するのかを確認し、計画を書面で受け取り、帰国便は、いつ移動できるかを執刀医から伝えられた後にはじめて予約してください。
最終確認日:2026年10月4日
韓国の美容整形では、どのような手術を扱いますか?
顔や体の形を変える手術と、けが、病気、以前の手術の後に行う再建手術を扱います。分野によって麻酔、手術室にいる時間、回復の経過が異なるため、回復期にどのような負担がかかるかで比べてください。
| 分野 | 例 | 計画しておくべきこと |
|---|---|---|
| 目・鼻の手術 | まぶたの手術、鼻の形成 | 目に見える腫れと内出血が生じます。抜糸や固定具(スプリント)を外す時期と、それが滞在日程に収まるかを尋ねてください。 |
| 輪郭形成 | あご、頬骨、あご先の手術 | 骨の手術で、通常は全身麻酔で行います。入院期間、食事の制限、腫れが通常どのくらい続くかを尋ねてください。 |
| 顔・首のリフト | フェイスリフト、ネックリフト、額のリフト | 生え際や耳の近くを切開します。傷あとがどこに残るか、経過の診察がいつ行われるかを尋ねてください。 |
| 胸・体の手術 | 胸の手術、脂肪吸引、腹部の手術 | 圧迫着の着用と、物を持ち上げる動作や体の動きの制限があります。最初の数日間にどのような手助けが必要かを尋ねてください。 |
| 修正手術・再建手術 | 以前の手術の修正、傷あと、けが、先天的な状態の治療 | 遠隔では計画を立てにくい分野です。以前の手術の記録を持参し、対面での診察の後に計画が変わることを想定してください。 |
注射、レーザーなど、手術を伴わない施術は皮膚科ガイドで説明しています。
美容整形を受ける場合、韓国に何日滞在すべきですか?
執刀医が術後の状態を確認し、移動してよいと認めるまで滞在してください。期間は手術、麻酔、回復の経過によって異なるため、航空券を予約する前に、見込まれる滞在期間をクリニックに書面で尋ねてください。
滞在中には、対面での相談、麻酔前に必要な検査、手術、最初の経過診察、抜糸や固定具の除去(使用した場合)、そして出国前の最終診察を収める必要があります。回復は必ずしも予定どおりには進まないため、変更できる航空券を選んでください。
- 相談と検査があわただしくならないよう、手術の少なくとも1日前に到着してください。
- どの経過診察を対面で受ける必要があるか、それぞれ手術からどのくらい後に行われるかを尋ねてください。
- 変更できる航空券と、延泊できる宿泊先を予約してください。
- 観光は手術の後ではなく、前に入れてください。
予約前にクリニックへ何を質問すべきですか?
誰が執刀するのか、誰が麻酔を担当するのか、緊急時にクリニックがどう対応するのか、帰国後に追加の処置が必要になった場合はどうなるのかを尋ねてください。回答は書面で受け取り、保管します。
- 執刀医は形成外科専門医ですか。また、相談を担当した執刀医が、手術のすべてを自ら行いますか?
- 麻酔は誰が担当し、手術中と手術後は誰が私の状態を監視しますか?
- クリニックにはどのような救急設備があり、必要な場合はどの病院に搬送されますか?
- 具体的に何を行いますか。手術を受けないことも含め、ほかにどのような選択肢がありますか?
- どのような合併症が起こりえますか。どのくらいの頻度で起こり、どのように治療しますか?
- 麻酔、検査、薬、圧迫着、再診を含めた総額はいくらですか?
- 修正手術についての方針はどうなっていますか。必要になった場合、費用は誰が負担しますか?
- このクリニックは、外国人患者を受け入れる医療機関として登録されていますか?
外国人患者を医療観光客として受け入れる病院は、韓国の法律に基づいて登録しなければなりません。これらの質問を避けるクリニックや、その日のうちに決めるよう迫るクリニックであれば、それはほかを探す理由になります。
手術を受ける場合の一般的な流れはどのようなものですか?
対面での相談、検査、書面の計画と同意、手術、術後の観察、経過診察の順に進みます。オンラインで話し合った計画は、執刀医が診察した後に変わることがあり、手術前であればどの時点でも断ることができます。
- 相談:希望する内容、既往歴、アレルギー、現在服用している薬、過去に受けた手術を伝えます。
- 診察と検査:執刀医が診察し、クリニックが麻酔前に必要な検査を行います。
- 計画と同意:手術計画、費用、リスク、ほかの選択肢の説明を受け、同意書に署名します。
- 手術:手術の内容に応じて、局所麻酔、鎮静、全身麻酔のいずれかで行います。
- 術後の観察:医療チームが帰ってよいと認めるまで、回復室または病室で過ごします。
- 経過診察:傷の保護材(ドレッシング)を交換し、抜糸や固定具の除去を行い、出国前に最終診察を受けます。
韓国の医師は、手術について説明し、患者の同意を得ることが義務づけられています。説明を理解できない場合は、署名する前に通訳を依頼してください。
帰国便に乗るまでの回復期間は、どう計画すればよいですか?
手術後の数日間は、治療の一部と考えてください。クリニックの近くに滞在し、予定を空けておき、執刀医が診察して認めるまでは飛行機に乗らないでください。
手術後まもない時期の長時間のフライトには、注意が必要なことが知られています。何時間も座ったままでいると、血栓のリスクが高まることがあるためです。予約する便と同じ長さのフライトにいつから乗れるのか、機内でどのような予防策をとるべきかを、執刀医に書面で尋ねてください。
- 経過診察や予定外の診察を受けやすいよう、クリニックの近くの宿泊先を選んでください。
- 可能であれば、とくに全身麻酔の手術を受ける場合は、同行者と一緒に渡航してください。
- 飲酒、喫煙、運動、寝るときの姿勢については、クリニックが指示する期間、その指示に従ってください。
- 注意すべき危険な兆候と、診療時間外に誰へ電話すればよいかを確認しておいてください。
- 移動中に必要な薬、傷の保護材、圧迫着を尋ね、帰宅するまで足りる量を持っていってください。
帰国後のアフターケアはどうすればよいですか?
韓国を出国する前に、アフターケアについて取り決めておいてください。持ち帰る記録、クリニックへの連絡方法、そして対応が必要になったときに帰国先で誰が診てくれるかを確認します。腫れと傷あとは帰国後も変化し続けるため、経過観察は帰国後も続きます。
- 英語で書かれた手術記録を依頼してください。行った手術の内容、使用した麻酔、挿入したインプラントがある場合はその詳細を記載したものです。
- 領収書と同意書を保管してください。その後の診療や苦情の申し立てに必要になることがあります。
- 海外からの質問にクリニックがどう対応するか(メッセージアプリやメールなど)、また何語で対応するかを尋ねてください。
- 渡航前に、海外で手術を受けた後に診てくれる医師を帰国先で見つけておいてください。
- 発熱、強くなる痛み、出血、そのほかの危険な兆候に気づいたら、帰国先で速やかに医師の診察を受け、受けた手術の内容を伝えてください。
このガイドは一般的な情報です
このページは、韓国での治療が一般的にどのように進むかを説明するものです。医療上の助言ではなく、特定の病院、医師、施術をすすめるものでもありません。
結果、リスク、回復の経過は人によって異なります。治療を受けるかどうかは、ご自身を実際に診察した、免許を持つ医師との相談を経てから決め、同意する前に副作用とほかの選択肢について質問してください。
出典
2026年10月4日に確認した内容です。制度は変わるため、渡航前に公式の情報源で確認してください。
